本日は開館しております(10:00-18:00)

「セヴァンの地球のなおし方」

アップリンク・アースライフ・シリーズ特集上映

1F ホール

2011.7.168.12

  • お問い合せ:アップリンク 03-6821-6821
  • 上映期間:2011年7月16日(土)~8月12日(金)
  • 休映日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

■上映時間

10:10~ 「レイチェル・カーソンの感性の森」
11:25~ 「未来の食卓」
13:35~ 「セヴァンの地球のなおし方」
16:30~ 「セヴァンの地球のなおし方」
18:50~ 「100,000年後の安全」
※トークイベントが開催される回は、予告編の上映はございません。
本編からの上映となりますので、ご注意ください。

■料金:
●「セヴァンの地球のなおし方」
一般1,800円/学生1,500円/中学生以下・シニア・障害者手帳をお持ちの方1,000円
各種当日割引:以下の方は当日券一般料金が1,500円になります。
○写真美術館友の会会員(会員証提示) 
○当館での展覧会、映画の半券持参者(半券1枚につき一回の割引) 
○三越、アトレクラブビューSuicaカード会員(会員証提示) 
○ぴあ最新号持参の方

下記作品は、当日券のみ(※当日割引はございません。)

●「レイチェル・カーソンの感性の森」 一律800円
●「未来の食卓」 一律1,000円
●「100,000年後の安全」
一般1,600円/学生1,400円/中学生以下・シニア・障害者手帳をお持ちの方1,000円


『レイチェル・カーソンの感性の森』



「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないのです。 ―― レイチェル・カーソン
批判にさらされながらも決して屈することなく人類の健康と環境の危機を訴えた、レイチェル・カーソンの晩年を描く。

「彼女がいなければ、環境運動は始まることがなかったかもしれない」。映画『不都合な真実』がきっかけで、ノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア元アメリカ副大統領が賞賛した女性、レイチェル・カーソン。著書『沈黙の春』の中で世界で初めて化学物質の危険性を告発し、ベストセラー作家としてのキャリアを重ねる一方で、一部のメディアや化学産業からの批判にさらされ、苦難の日々を送っていた。晩年は癌を患いながらも執筆活動を続け、若くして他界した姪の息子であるロジャーに愛情を注いだ。遺作となった『センス・オブ・ワンダー』はロジャーに捧げられており、自然の美しさや神秘さに目を見張る感性を、いつまでも失わないでほしいという願いが込められている。本作で主演を務める女優のカイウラニ・リーは、このメッセージを伝えるため一人芝居『センス・オブ・ワンダー』の脚本を執筆し、18年もの間カーソンの最後の1年を演じてきた。本作ではカーソンが穏やかに余生を送ったメイン州の海岸にあるコテージに舞台を移し、豊かな自然の中でロジャーと過ごした日々を美しく再現する。

監督:クリストファー・マンガー(『ウェールズの山』、『ガール・フロム・リオ』)/脚本、出演:カイウラニ・リー/プロデューサー:カレン・モンゴメリー、カイウラニ・リー/撮影:ハスケル・ウェクスラー/配給・宣伝:アップリンク
(2008年/アメリカ/HD/16:9/カラー/英語/55分)

■公式サイト http://www.uplink.co.jp/kansei/


『未来の食卓』


すべての学校給食を自然の味(オーガニック)にしようと、南フランスの小さな村が立ち上がった。
食卓から始まった小さな奇跡が、人々の幸せを紡いでいく。
フランスで異例の大ヒット!オーガニックブームを巻き起こしたドキュメンタリー!!

ゴッホが「ひまわり」を描いたフランス南部、アルルの近くのバルジャック村は、自然が多く残る美しい村。その村では、「小学校の給食をすべてオーガニックにする」という前例のない試みに挑戦しました。最初は戸惑っていた大人たちも、野菜本来の味を覚えた子どもたちにまきこまれ、“食の大切さ”に気づいていきます。授業の一環として学校の菜園で野菜を作りはじめた子どもたちは、季節の中で土や人とふれあい、「自然と自分とのつながり」を学んでいきます。「食べものが自分の身体をつくる」。そんなシンプルなことを、この映画は思い出させてくれます。

監督:ジャン=ポール・ジョー/プロデューサー:ベアトリス・カミュラ・ジョー/出演:エドゥアール・ショーレ、ぺリコ・ルガッス/製作:J + B SEQUENCES/撮影:ジョエル・ピエロン、アマル・アラブ/音楽:ガブリエル・ヤレド(『ベティ・ブルー』、『イングリッシュ・ペイシェント』)/配給・宣伝:アップリンク
(2008年/フランス/35mm/カラー/108分)

■公式サイトhttp://www.uplink.co.jp/shokutaku/


『100,000年後の安全』


原発から生まれる放射性廃棄物の放射能レベルが生物に無害になるまでには、最低10万年を要すると考えられている。これは、放射性廃棄物の埋蔵をめぐって、未来の地球の安全を問いかけるドキュメンタリーである。

毎日、世界中のいたるところで原子力発電所から出される大量の高レベル放射性廃棄物が暫定的な集積所に蓄えられている。その集積所は自然災害、人災、および社会的変化の影響を受けやすいため、地層処分という方法が発案された。
フィンランドのオルキルオトでは世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が決定し、固い岩を削って作られる地下都市のようなその巨大システムは、10万年間保持されるように設計されるという。廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、二度と開けられることはない。しかし、誰がそれを保証できるだろうか。10万年後、そこに暮らす人々に、危険性を確実に警告できる方法はあるだろうか。彼らはそれを私たちの時代の遺跡や墓、宝物が隠されている場所だと思うかもしれない。そもそも、未来の彼らは私たちの言語や記号を理解するのだろうか。

監督・脚本:マイケル・マドセン/脚本:イェスパー・バーグマン/撮影:ヘイキ・ファーム/編集:ダニエル・デンシック/出演:T・アイカス、C・R・ブロケンハイム、M・イェンセン、B・ルンドクヴィスト、W・パイレ、E・ロウコラ、S・サヴォリンネ、T・セッパラ、P・ヴィキベリ/配給・宣伝:アップリンク
(2009年/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア/HD/16:9/英語/カラー/79分)

■公式サイト http://www.uplink.co.jp/100000/


『セヴァンの地球のなおし方』


昨夏オーガニック・ブームを巻き起こした映画『未来の食卓』の、ジャン=ポール・ジョー監督による続編! 環境サミットで伝説のスピーチを行った12歳の少女、セヴァン・スズキの現在の活動と、日本とフランスで子どもたちの未来を救うために「食」を守り続ける人びとを追ったドキュメンタリー

1992年、リオデジャネイロで行われた環境サミットでのスピーチで、世界中の人の心を動かした少女、セヴァン・スズキ。未来のこどもたちの生活を守るため、自分の発言に責任を持って行動に移すよう地球全体に呼び掛ける18年前のセヴァンの姿からこの映画は始まる。
今回ジョー監督は、現在セヴァンが暮らしているカナダ、クイーンシャーロット諸島(原住民の言葉ではハイダグアイ島)の自然と共存する生活、福岡県で合鴨農法によってオーガニック米を作る古野農場の百姓百作の精神、地域の子どもたちのために161人の農婦が無農薬食材を育てる福井県の池田村、そして『未来の食卓』の題材にもなったフランス、バルジャック村近くの原子力発電所の問題や村のその後の様子、ワインの産地として有名なコルシカ島が抱える問題などを取材。セヴァンと同じまなざしで地球の未来を見つめる人びとの姿を追った。
セヴァンのスピーチの後、地球を取り巻く状況は変わっていない。しかし29 歳となったセヴァンのお腹には新しい生命が宿った。危機的状況であることには変わりないが、今なら変化をもたらすことが可能だと、セヴァンは再度、訴えかける。

監督:ジャン=ポール・ジョー(『未来の食卓』)
プロデューサー:ベアトリス・カミュラ・ジョー
出演:セヴァン・スズキ、ハイダグアイの人びと、古野隆雄、福井県池田町の人びと、バルジャック村の人びと、ポワトゥーシャラントの人びと、コルシカ島の人々、オンディーヌ・エリオット、ニコラ・ウロ、ピエール・ラビ、他


■公式サイト http://www.uplink.co.jp/severn

関連イベント

「セヴァンの地球のなおし方」関連イベント開催
2011年7月18日(月・祝) 13:35の回終了後  終了致しました

【ゲスト】 吉度日央里氏(オーガニック系編集者)
※予告編の上映はございません。本編からの上映となりますので、ご注意ください。

「セヴァンの地球のなおし方」関連イベント開催
2011年7月23日(土) 13:35の回終了後  終了致しました

【ゲスト】 中島デコ氏(マクロビオティック料理家)
※予告編の上映はございません。本編からの上映となりますので、ご注意ください。

「セヴァンの地球のなおし方」関連イベント開催
2011年7月24日(日) 13:35の回終了後  終了致しました

【ゲスト】 上田壮一氏(Think The Earth プロジェクトプロデューサー)
※予告編の上映はございません。本編からの上映となりますので、ご注意ください。

「セヴァンの地球のなおし方」関連イベント開催
2011年7月30日(土) 13:35の回終了後  終了致しました
【ゲスト】 纐纈あや氏(映画監督)
  小口広太氏(有機農業者、明治大学大学院)

テーマ:20-30代が語る、原発のない地域とわたしたちの未来
※予告編の上映はございません。本編からの上映となりますので、ご注意ください。

「セヴァンの地球のなおし方」関連イベント開催
2011年8月6日(土) 13:35の回終了後  終了致しました

【ゲスト】 中村隆市氏(ウインドファーム)
※予告編の上映はございません。本編からの上映となりますので、ご注意ください。

「セヴァンの地球のなおし方」関連イベント開催
2011年8月12日(金) 13:35の回終了後  終了致しました

【ゲスト】 大塚玲奈氏(株式会社エコトワザ代表取締役)
テーマ:つながっている。- 都市にいながら自然と寄り添った生活をするには