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東京都写真美術館 TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

開館時間 10:00-18:00

入館は閉館時間の30分前まで

上映は1Fの上映時間を参照

本日は開館しております(10:00-18:00)

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ナイジェリア軍の機関銃に左胸を打ち抜かれて倒れるビアフラ軍兵士。ビアフラ戦争で、1969年 

3F

岡村昭彦の写真

生きること死ぬことのすべて

2014.7.199.23火・祝

  • 開催期間:2014年7月19日9月23日火・祝
  • 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
  • 料金:一般 600(480)円/学生 500(400)円/中高生・65歳以上 400(320)円 ※9/15(月・祝)敬老の日は65歳以上の方は無料(受付時、要証明書)
  • ※各種カード割引あり

( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引(トワイライトカードは除く)/
小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料

岡村昭彦(1929-85)は、1964年6月12日号の『ライフ』に9ページにわたり掲載されたベトナム戦争の写真によってフォトジャーナリストとしてデビューを果たし、「キャパを継ぐ男」として一躍国際的に注目されました。65年には、南ベトナム解放民族戦線の取材に成功しますが、南ベトナム政府から5年間の入国禁止処分を受けてしまいます。ベトナムから切り離された失意の岡村は、ドミニカ、ハワイ、タヒチ、ニュージーランドなど環太平洋地域を取材し、68年に家族とともにアイルランドに移り住みます。北アイルランド紛争を取材するだけでなく、ベトナムの戦場に特殊部隊を送り込み核時代の実験戦争としたアイリッシュのJ.F.ケネディ大統領のルーツを追ってのことでした。さらにそこを拠点に69年、日本人ジャーナリストとして最初にビアフラ戦争を取材。また入国禁止処分が解けた71年には、徹底した取材制限が行われた南ベトナム政府軍によるラオス侵攻作戦の失敗の実態を取材することに成功します。晩年はバイオエシックス(生命倫理)という言葉を掲げてホスピスの問題に取り組みました。
岡村昭彦の軌跡は、われわれはどんな時代を生きているのかを鋭く問いかけ続けてきました。それは「日本」という枠組みを越えて、「世界史」のなかを日本人はいかに生きてゆくべきかを問いかけているといってもよいでしょう。本展では、残された原板にまで遡って調査研究された成果をもとに、未発表の写真を中心に、あらたにプリントを制作して展示を構成します。そこにはこれまで言われてきたようなフォトジャーナリストという言葉ではくくることのできない、岡村昭彦の思想と感情の軌跡が掘り起こされています。その集大成からは、人間の精神がカメラのレンズを通して、世界をどのように認識したかがあざやかに浮かび上がってくるはずです。

裏切り者をかたどった人形を相手に遊ぶ子どもたち。カトリックに対する勝利を祝うプロテスタントお祭りでの風景。
遠くで警官が見つめている。ロンドンデリー、北アイルランド 1970年頃

犠牲者の遺体を収容するための棺桶が山積みになっている。全日空羽田沖墜落事故。東京、1966年2月

ヘルメットに花を飾っておどける政府軍兵士。南ベトナム、1964年頃 

1972年からの異常気象と大干ばつによりエチオピアは飢餓にみまわれていた。救援物資を積んだローリー。エチオピア、1974年

牛市の風景。アイルランド共和国、1970年代

兵士による検問を通り抜ける女性。北アイルランド、1970 年頃


□主催:東京都 東京都写真美術館 □助成:公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
□協賛:凸版印刷株式会社 □協力:岡村昭彦の会

 

関連イベント

シンポジウム
2014年9月6日(土) 18:00~20:00  終了致しました
モデレーター:生井英考(立教大学教授)
パネリスト:百々新(写真家)、小林美香(東京国立近代美術館客員研究員)、
戸田 昌子(武蔵野美術大学非常勤講師) 
会場:1階ホール 定員:190名
※本展覧会チケットの半券をお持ちの方、当日午前10時より1階受付にて、整理券を配布します。
特別フロアレクチャー「写真家から見た岡村昭彦の写真」
2014年9月19日(金) 19:00~20:00   終了致しました
出演者:中川道夫(写真家・岡村展展示協力者)×金子隆一(当館学芸員)
会場:3階展示室
※本展覧会の半券(当日有効)をお持ちの上、会場入口にお集まりください。
担当学芸員によるフロアレクチャー
2014年7月25日(金) 16:00~  終了致しました
2014年8月8日(金) 16:00~  終了致しました
2014年8月22日(金) 16:00~  終了致しました
2014年9月12日(金) 16:00~  終了致しました
※本展覧会の半券(当日有効)をお持ちの上、会場入口にお集まりください。
メディア取材者ための展示解説
2014年7月19日(土) 16:00~16:45  終了致しました
担当学芸員がメディア取材者のための展示解説を行います。一般の方もご参加いただけますが、展示室内の撮影はできません。あらかじめご了承ください。

展覧会図録

岡村昭彦の写真 生きること死ぬことのすべて
本展覧会の開催にあわせて、全出品作品の図版、関係者および担当学芸員によるテキストを掲載しています。A4変形 224ページ  発行:美術出版社

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