B1F 展示室
生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー
2012.3.24(土)—5.13(日)
- 開催期間:2012年3月24日(土)~5月13日(日)
- 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
- 料金:一般 800(640)円/学生 700(560)円/中高生・65歳以上 600(480)円
- ※各種カード割引あり
( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引(トワイライトカードは除く)/ 小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料
ロベール・ドアノーは、生来の自由な精神と類まれな洞察力で日常の小さなドラマをとらえ、"ドアノー劇場"とでもいうべき独自の世界によって写真史上に大きな足跡を残しました。稀代の演出家ともいえるドアノーが作り出した軽妙洒脱な人間ドラマは、忌憚のない人間賛歌として見るものを幸福感に満ちた世界へいざない、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。人間に対する際限のない愛情と好奇心が生み出す忍耐と視線、写真表現に対する飽くなき実験精神。作品のどれもが、"写真の世紀"ともいわれた20世紀を見事に反映しています。
そんなドアノーの生誕100年にあたる2012年を機に、彼の残したネガ・作品を管理保管するアトリエ・ロベール・ドアノーの全面協力のもと、その業績を一望にする大規模な回顧展です。約40万点にも及ぶネガから精選した展示品約200点は、ドアノーの代名詞ともいえるパリを舞台にした作品群はもとより、1920年代の初期作品から、ドアノーの原点ともいえるパリ郊外の緻密な情景、第二次大戦中に自らもレジスタンスとして戦った抗独地下活動の記録、各界著名人たちのポートレイト、子どもたち、さらに初公開となるカラー作品などを網羅。生涯、「自分は芸術家ではない」と言い続けた偉大なるヒューマニズム写真家、ロベール・ドアノー創造の秘密に迫ります。
中)雪合戦、芸術橋、1945年
右)芸術橋の上のフォックステリア、1953年
右)カフェ・ノワール・エ・ブラン(黒と白)、1948年
右)パリ祭のラストワルツ、1949年7月14日
右)アルジャントゥイユ、ヴァル・ドワーズ、1984年 「DATAR(国土整備庁)の任務によるシリーズ」より
©Atelier Robert Doisneau
□主催:クレヴィス
□共催:東京都写真美術館
□協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
□協力:アトリエ・ロベール・ドアノー/株式会社DNPアートコミュニケーションズ/エールフランス航空
□後援:フランス大使館
□共催:東京都写真美術館
□協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
□協力:アトリエ・ロベール・ドアノー/株式会社DNPアートコミュニケーションズ/エールフランス航空
□後援:フランス大使館